nsca資格を取得して認定パーソナルトレーナーになる4つのメリット!資格を取れば就職・転職は有利になるの?

2021.2.11

パーソナルトレーナーに限らず、フィットネス業界で広く認知されている資格団体に「NSCA」というものがあります。この資格を持っているパーソナルトレーナーは非常に多いんですが、具体的に資格所有者にどんなメリットがあるのか、いまいちわかりにくいですよね?

そこで、NSCA認定のパーソナルトレーナーであると、どんないいことがあるのかをまとめてみました!これからトレーナーを目指したい方、キャリアアップを目指したい方は必見です!

2種類のNSCA認定資格とは?パーソナルトレーナーを目指すならどっちを取得すべき?

NSCA(National Strength and Conditioning Association)の日本支部、NSCAジャパン(日本ストレングス&コンディショニング協会)が発行している資格は、大きく2種類存在します。

1つは、NSCA-CPT、もう1つはNSCA-CSCSです。

NSCA-CPTとは「NSCA認定パーソナルトレーナー」、NSCA-CSCSは「認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト」という意味があり、パーソナルトレーナーの方が目指すNSCA認定資格といえば、NSCA-CPTをさすことがほとんどですね。

この2つの資格には、明確な違いがあります。それは、NSCA-CPTが一般人のクライアント向けで、NSCA-CSCSがアスリート向けという点です。

どちらもクライアントの体調や身体能力に応じて、最適なトレーニングプログラムが作れるような勉強プログラムが組まれています。それに加えて、CSCSではアスリートに起こりやすい傷病の予防・改善のケアも大きな目的となるわけです。

自身のキャリアアップのために両方の資格があると便利なのはもちろんなんですが、今回はその中の「NSCA-CPT」に限定して、そのメリットを考えてみましょう。

NSCA認定のパーソナルトレーナーのメリット①信頼を得られる

NSCA認定のパーソナルトレーナーになる最大のメリットは、やはり「お客様からの信頼を得られやすい」ということにありますね。

近年、パーソナルトレーニングへの人気が急上昇したことで都内を中心に多くのパーソナルジムがオープンしました。そのこと自体は業界人としてとても嬉しいんですが、同時に身体や食事に関する知識が十分備わっていない「にわかトレーナー」もずいぶん増えた気がします。

ネット社会である現在。お客様の中にはかなり綿密にジムやトレーナーのプロフィール、提供サービスを調べています。

実際、電話での問い合わせで「あなたのところのジムのトレーナーさんは、資格や経験のある人が多いの?」という質問を受けたことがあるジムの話を聞いたことがあります。

資格があるというのは、そういったお客様の最初のハードルをクリアするために重要なポイントでもあるわけです。

NSCA認定のパーソナルトレーナーのメリット②キャリアパス

このメリットは、特に現在パーソナルトレーナーである人に恩恵のあるものとも言えます。パーソナルトレーナーを名乗る上で、特別な国家資格は必要ありません。しかし、ジムスタッフ=従業員からフリーランスや独立をするというタイミングでは、この「資格所有」というのが必須であるというキャリアプランが結構多いんです。

その代表例が、大手フィットネスクラブとの業務委託契約ですね。この業務形態は、個人事業主として大手フィットネスクラブと契約をし、ジム内のスペースでジム会員のお客様にトレーニング指導を行います。

未経験の方には「週末起業として、業務委託契約のパーソナルトレーナーになりたい」という人がいるんですが、この業態は基本的に「経験者である」のと「資格所有者である」というのが必須です。その資格所有として真っ先にあげられるのが、NSCA認定のNSCA-CPTというわけです。

経験者がよりステップアップするためには、この資格はかなり重要なポジションにあるとも言えます。ただ、パーソナルトレーナー未経験者でまずは従業員として働きたい人も、いずれ独立するときにはこういうハードルがあるということを覚えておきましょう。

NSCA認定のパーソナルトレーナーのメリット③会員特権

NSCA認定のパーソナルトレーナーになるには、資格試験の他にNSCAジャパンの会員(正会員、学生会員、英文会員)である必要があります。

年会費は10,800円〜18,360円が一般的で、会員になることで様々な特典があります。中でも、特筆すべきものをいくつかピックアップしました。

①NSCAジャパンの機関誌『ストレングス&コンディショニングジャーナル』が閲覧できるようになる

雑誌やWebを中心に、NSCAがオリジナルで発信している記事や特集、活動情報を見ることができます。

②NSCAジャパン主催のイベントに会員価格で参加できる

NSCAジャパンでは定期的にカンファレンス、セミナーが開催されています。技術的な研修という側面もあるだけでなく、会員交流や情報交換の機会になります。

③海外S&C研修に参加できる

NSCAの本部であり、フィットネスの本場でもあるアメリカ。ここでは関連大学や教育施設でトレーニングやプログラム作成による特別研修が行われていますが、なんとNSCAジャパンでは、現地の講習費用を「全額」補助してくれるんです。

この研修では現場でも活用可能な実践的テーマを中心に、座学と実技両方で学習できます。日本人のための通訳スタッフもいるので、非常にハイレベルな学びのチャンスを得ることが可能です。限られた狭き門ではあるものの、パーソナルトレーナーとしてのキャリアアップを目指すならぜひ挑戦したいプログラムと言えますね。

NSCA認定のパーソナルトレーナーのメリット④団体の賠償責任保険へ加入できる

パーソナルトレーナーにとって最大のリスクとなるのは、お客様の「ケガ」です。ジムでの指導中で万全の注意を払っていても、思いがけないトラブルや偶然の一致で、お客様がケガをしてしまうことは十分考えられます。

そうした指導中の事故に対応しているのが、「NSCAジャパン指導者賠償責任保険」です。この保険は、NSCA認定の資格所有者だけが加盟することができます。

パーソナルトレーナーにとって、お客様のニーズを満たしてダイエットやボディメイクを成功させることはもちろん重要ですが、同時に「契約関係」も気をつけたいところ。

NSCA認定パーソナルトレーナーとして賠償責任保険に入っていることは、トレーナーはもちろんお客様も守ることができる、とても重要な特典です。

NSCA認定のパーソナルトレーナーになっても、「就職できる」とは限らない?

貴重な勉強の機会として、また今後のキャリアプランを描く上でもNSCA認定のパーソナルトレーナーになることは、大きなポイントと言えますね。ここからは、NSCAの資格を取得したあと、パーソナルトレーナーとして「就職する」というテーマについて触れていこうと思います。

パーソナルトレーナーは国家資格ではないので、特定の資格を名乗った瞬間からその職業を名乗れるわけではありません。フリーランスや開業、あるいは従業員としてジムスタッフになって初めて、「パーソナルトレーナー」という職業になれるわけです。

多くのトレーナー未経験の人にとって、キャリアの最初のステップは就職ということになると思います。

ネットでは多くの求人募集がかけられていますが、NSCAを持っているからという理由で未経験者を採用するジムは、実はそれほど多くないのが実態です。

その理由は大きく2つあります。

まず、「有資格者で未経験」を雇うなら、「無資格の経験者」「有資格の経験者」を雇う方がいいというものです。

未経験歓迎と銘打った求人にも、当然のようにパーソナルトレーナー経験者が応募します。そういう人材に対して、資格だけで勝負をするのはなかなか分の悪い賭けと言わざるを得ません。

もう1つの理由は、ジムにとって、NSCA認定資格を持っているよりも魅力的なポテンシャルを持っている人材がいるということです。

具体的に例を上げれば、会社員として高い営業成績をあげてきた人、ボディメイクの大会で入賞歴がある人などですね。

こうした人材は、パーソナルトレーニングジムにとって頭痛の種である「お客様との契約・クロージング」にかなり強いという特徴があります。
また、彼らは身だしなみへの意識も高いです。1回60分、あるいはそれ以上の時間を2人きりで過ごすんですから、不潔な人とは過ごしたくないですよね。

NSCA認定資格も取りながら、パーソナルトレーナーになる方法とは?

やや現実的で厳しい話もしましたが、NSCA認定資格が、パーソナルトレーナーのキャリアを描く上で重要な鍵を握ることは間違いありません。

大切なのは、その資格をどううまく活用して、就職(転職)という第一関門を突破するかにあります。

そこで、私が強くオススメしているのが「パーソナルトレーナー養成スクールに通う」ということにあります。

多くのパーソナルトレーナー認定資格は実技がなく座学での勉強がメインですが、スクールでは実技演習で直接トレーナーとして必要な技能を身につけられます。
これにより、ジム側には「未経験者」ではなく「即戦力」というとてつもなく魅力的な人材になれるんです。

そして、スクールの多くはNSCAに代表される認定資格の取得サポートも行なっています。経験者に負けずとも劣らない人材でかつ有資格者、これは就職・転職活動でかなりのアドバンテージになることでしょう。

NSCA認定の資格を取得しつつ、パーソナルトレーニングジムのトレーナーになりたいという方は、パーソナルトレーナー養成スクールをぜひ一度調べてみてください。