パーソナルトレーナーのアルバイトをする方法は?時給や社員登用について解説!
2022.2.22パーソナルトレーナーのアルバイトをするにはどうしたらいい?時給・社員登用はある?
パーソナルトレーナーになりたくてジムでのアルバイトを検討している方もいらっしゃると思います。
しかし、どんな方法で応募すればいいのか、そもそも資格や経験もないのにパーソナルトレーナーとして採用されるのか、気になるところですよね。
今回はそんなパーソナルトレーナーのアルバイトに関して、
- アルバイトのパーソナルトレーナーになる方法
- アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事内容
- アルバイトのパーソナルトレーナーのメリット・デメリット
- アルバイトのパーソナルトレーナーの給料
などについてまとめました。
未経験でパーソナルトレーナーになりたい方や、パーソナルトレーナーになる手段としてジムでのアルバイトを視野に入れている方の参考になればと思います。
パーソナルトレーナーとしてアルバイトをする方法!求人はパーソナルトレーナーだけじゃない?
まずはパーソナルトレーナーとしてアルバイトをする方法をご紹介します。
とはいえパーソナルトレーナーのアルバイトも他のアルバイトと求人の探し方は一緒で、求人サイトや求人情報誌をもとに募集がかかっているジムに応募するだけです。
しかし、パーソナルトレーナーの求人を掲載しているサイトや情報誌はたくさんありますが、よく内容を見てみると実は以下のような人材を募集していたなんてことも…。
人材 | 仕事内容 |
---|---|
事務スタッフ | ジムの受付や電話対応、書類整理などをおこなう業務。 |
スポーツインストラクター | フィットネスクラブのプールの監視やスタジオでのレッスン。 |
ストレッチトレーナー | 骨盤や体の歪みを矯正するストレッチやマッサージをおこなう。資格必須 |
加圧トレーナー | 腕や足の付け根を専用の加圧ベルトで締めつけ、血流を制限した状態でトレーニングをおこなう。資格必須。 |
ヨガ(ピラティス)インストラクター | ヨガやピラティスをおこなう。 |
パーソナルトレーナーになりたいのに、ストレッチトレーナーやヨガインストラクターの募集に応募しても意味がありませんので、応募の際は必ず募集要項を確認するようにしましょう。
パーソナルトレーナーのアルバイトは未経験でも大丈夫?
パーソナルトレーナーは未経験や無資格でも活動することができるので、ジムによっては未経験でも採用してくれる場合があります。
しかし、体育系の学校を卒業している、なんらかの資格を持っている、パーソナルトレーナー経験者、などの方が優遇されることは事実です。
「未経験歓迎!」と書かれていても、ジム側としては即戦力が欲しいことには変わりはなく、パーソナルトレーナー未経験者と経験者が面接にきた場合、よほど大きな魅力がない限り経験者が採用されるでしょう。
アルバイトのパーソナルトレーナーってどんな仕事?トレーニングに参加できる?
アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事内容をあまりよく知らない方のために、アルバイトのパーソナルトレーナーがどんな仕事をしているのかご紹介します。
【アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事①】カウンセリングをしてクライアントの目標を設定をおこなう
ジムに来るお客さんの理想はさまざまです。
- 純粋に体重を落としたい
- 筋肉ムキムキになって魅せる身体を作りたい
- ビキニが似合うよう”くびれ”を作りたい
- 産後ダイエットがしたい
- 健康維持のため定期的に運動がしたい
こうした理想を叶えてあげる目標を設定することもアルバイトのパーソナルトレーナーのお仕事です。
クライアントの理想、目標はカウンセリング(面談)によって話し合って決めるのですが、カウンセリングの際のヒアリングスキルが未熟だと、「体重を落としたいだけなのに過度な目標を設定されてついていけない…。」「くびれが作りたかったのに腹筋が割れてたくましい感じになっちゃった…。」など、クライアントとの理想の食い違いが発生してしまいます。
こうした食い違いやトラブルやクレームにつながりますので、アルバイトのパーソナルトレーナーでも相手の話を理解する、引き出すコミュニケーション能力が必要です。
【アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事②】マンツーマンのトレーニングをおこなう
パーソナルトレーナーと聞いてまず想像するのはこの”マンツーマンのトレーニング”ですよね。
カウンンセリングで目標が設定できたら、次は実際にお客さんと1対1でトレーニングを行い、お客さんの理想とする体型や体重の目標達成をサポートします。
アルバイトのパーソナルトレーナーといえど、人体の仕組みやトレーニング器具の使用方法を理解した上でクライアントのニーズにあったトレーニングを施してあげなければいけないので、責任は重大です。
また、1対1でのトレーニングなので、ここでもコミュニケーション能力がある程度必要となってくるでしょう。
厳しいトレーニングをおこなう中でモチベーションが下がってしまうクライアントを励ましたり、やる気がないクライアントのやる気を奮い立たせるような、特殊なコミュニケーションスキルも大切です。
【アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事③】食事指導や食事のアドバイスをおこなう
パーソナルトレーナーはトレーニングのほかに、糖質制限やファスティング(断食)などの食事制限や、プロテインやサプリメントの提案をおこなうこともあります。
栄養失調に気をつけたり、効率の良いプロテインやサプリメントの摂取方法をアドバイスしたりするため、キャリアのあるパーソナルトレーナーの中には栄養学や食事療法に関する資格を持っている人もいます。
アルバイトならそこまで求められないかもしれませんが、パーソナルトレーナーはトレーニングだけでなく、食事やプロテインに関しても理解しておく必要があります。
【アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事④】雑用や受付をおこなう
アルバイトの場合、ジム内の清掃や書類整理などの雑用や、来店したお客さんをさばく受付業務も仕事の一環です。
未経験でトレーニングや食事指導に携われない方は、主な業務がこういった事務作業になってしまう場合があります。
アルバイトのパーソナルトレーナーとして働く3つのメリット
アルバイトのパーソナルトレーナーがどんな仕事をするのかご紹介しました。
やりがいがあると感じた人もいれば、未経験では少し荷が重いと感じた人もいるでしょう。
こちらの項目では、そんなパーソナルトレーナーのアルバイトのどんなところに魅力があるのかご紹介していきます。
アルバイトのパーソナルトレーナーは無料で研修が受けられる
上記の項目でパーソナルトレーナーの仕事内容をご紹介しましたが、パーソナルトレーナー未経験の方には知識や技術の点でとても難しく思えたでしょう。
しかし、もちろん最初からパーソナルトレーナー未経験の方が1対1のセッションや食事指導を任されるわけではなく、そのジムがおこなう研修を受けてから現場に配属されます。
ジムが自社の方針に沿って考案した独自のプログラムを修了することで、そのジムのパーソナルトレーナーとして活躍することができるようになります。
こういった研修は無料で受講することができ、そのジムで働くことができる最低限のパーソナルトレーナーとしての知識や技術を得ることが可能なので、未経験の方でも安心してパーソナルトレーニングに携わることができるでしょう。
アルバイトのパーソナルトレーナーなら集客の必要がない
もしも独立した際のお話ですが、パーソナルトレーナーが最初にぶつかる大きな壁は”お客さんの確保”です。
いくら実績が伴っていても、集客や経営に関するノウハウやセンスがないパーソナルトレーナーは、そもそもお客さんを確保できません。
対してアルバイトのパーソナルトレーナーなら、集客は所属したジムがやってくれるので、お客さんの確保にはまったく苦労しないでしょう。
有名なジムに所属できれば認知度だけでお客さんが集まってくるので、なおさら集客は必要ないでしょう。
それどころかパーソナルトレーナー未経験や初心者の方でも、有名なジムに所属できればある程度の信頼を得ることができるでしょう。
社員登用でアルバイトから正社員のパーソナルトレーナーになることも!
パーソナルトレーナーのアルバイトとしてジムに所属していても、ある程度の経験や実績を積むことでそのままエスカレーター方式で社員にキャリアアップできる可能性があります。
求人に「社員登用制度あり」と明記されていればその可能性は高いですし、もし明記されていなくとも実績や経験が十分である場合、社員に昇格できることがあります。
アルバイトのパーソナルトレーナーとして働く3つのデメリット
さて、メリットについてお話したパーソナルトレーナーのアルバイトですが、もちろんデメリットもあります。
研修が受けられたり正社員になれる道も用意されているアルバイトのパーソナルトレーナーですが、どんなところがデメリットなのでしょうか?
アルバイトのパーソナルトレーナーは正社員やフリーの場合より給料が安い
正社員やフリーランスの個人で活動しているパーソナルトレーナーに比べ、アルバイトのパーソナルトレーナーは給料が低くなってしまいます。
また、毎月の収入も安定しないので、パーソナルトレーナーのアルバイト1本で生計を立てるのは少し厳しいかもしれません。
アルバイトのパーソナルトレーナーは自由度が低い
体育系の短大を卒業していたり、パーソナルトレーナーの専門学校を卒業している人なら、パーソナルトレーナーとしての知識や技術は網羅的に身についているのですが、アルバイトから始めた未経験のパーソナルトレーナーの場合、研修の内容がパーソナルトレーナーのすべてです。
そのため、パーソナルトレーナーとしての知識が偏ってしまうんですね。
例えば「Aジムをやめて待遇がいいBジムでバイトをすることになった」としましょう。
このとき「BジムではAジムとはおこなっているトレーニングも食事指導の方法も違う」となった場合、また一からBジムのこなう研修に参加するなどして、Bジムが推奨するトレーニングの方法だったり食事指導を覚え直さなければいけなくなってしまうんですね。
このように、パーソナルトレーナーとしてのしての技術や知識の柔軟性がなくなってしまう点は、アルバイトでパーソナルトレーナーになる大きなデメリットでしょう。
アルバイトのパーソナルトレーナーは雑用ばかり任される可能性も
アルバイトのパーソナルトレーナーの仕事内容の項目でもお話しましたが、アルバイトは正社員と異なりフロント業務や清掃、書類整理などの雑用を任されてしまいます。
また、同じアルバイトの中でも、未経験よりパーソナルトレーナー経験者や体育系の学校を卒業している人が優遇されてセッションに参加します。
全くの未経験の場合、研修を終えてセッションに参加する資格があっても、パーソナルトレーナーデビューは半年、1年後になってしまうかもしれません。
パーソナルトレーナーのアルバイトの給料は?
パーソナルトレーナーのお仕事について、内容や特徴についてお話してきました。
さまざまなデメリットがありましたが、未経験でもパーソナルトレーナーとして働くことができるのは事実です。
こちらの項目ではパーソナルトレーナーのアルバイトの給料についてご紹介しますので、パーソナルトレーナーの仕事内容をみてアルバイトで業界に入るべきかお悩みの方は、お給料を加味して考えてみるのもいいかもしれませんね。
パーソナルトレーナーのアルバイトは時給だけじゃない!出来高でもらえるインセンティブとは?
パーソナルトレーナーのアルバイトで多く採用されている給与形態は、時給+インセンティブです。
インセンティブというのはボーナスみたいなもので、「1セッションにつき500円」など、セッション数に依存する場合が多いです。
30分のセッションだと500円、120分のセッションなら800円など、セッションの時間でインセンティブを分けているところもあります。
時給の相場はだいたい1,000~1,500円程度で、コンビニなどに比べると時給は高いですが、そこまで破格の時給というわけでもありません。
以下でアルバイトのパーソナルトレーナーの給与形態のモデルケースをご紹介します。
会社 | 時給 | インセンティブ/1セッション |
---|---|---|
A社 | 1,200円 | 60分:300円 100分:650円 120分:700円 |
B社 | 1,000円 | 75分:500円 90分:650円 120円:800円 |
C社 | 950円 | 75分:600円 100分:800円 120分:900円 |
この他にも、セッションとフロントスタッフで時給を分けているジムや、経験者や資格の有無で時給が変動するジムがあります。
アップルジムはさらなる店ご舗展開のためにパーソナルトレーナーを積極採用中です。
少しでもパーソナルトレーナーとしての仕事に興味があれば、お気軽にお問い合わせください。